大学研究室の活動の多くは、公的資金による助成によって支えられています。このたび牛場研究室は、公的資金の1つ「ムーンショット型研究開発事業」に採択され、ブレイン・マシン・インターフェース（BMI）研究の新しい地平を切り開く挑戦を始めることになりました。

研究開発事業の内容

ムーンショットでは、脳や身体のさまざまな制約によって損なわれてしまった日常を取り戻すためのBMI技術開発を進めます。社会で急速にその有用性が増しているAI技術を駆使して、脳情報を高速かつ正確に解釈したり、脳をあるべき状態に調節したりするアプリケーションを開発します。都内にリサーチスタジオをオープンさせて、広く一般に触れてもらえるBMIの研究開発や啓蒙活動を計画しています。これからの活動を、どうぞお楽しみに！ 研究の様子は、追ってまたこのNEWS欄で報告していきたいと思います！

ムーンショット型開発事業とは？

日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発（ムーンショット）を推進する新しい事業です。